← ブログ

歌詞の書き出しに迷ったら:白紙から始める作詞の練習3つ

DedicatieMuzicala ·

セージグリーンの壁を背景にした黄色い棚に、素焼きの鳥笛、閉じたコバルトブルーのヘッドホン、クリーム色の無地のカードが並ぶ

最初の一行が出てこないときは、完璧なテーマを待たず、小さな条件をひとつ決めて書き始めてみましょう。ここでは「言葉の衝突」「断定をひっくり返す」「問いと答え」の3つの作詞の練習を紹介します。順番に全部試す必要はなく、続きを書きたくなるものをひとつ選べば十分です。

1. ふつうの言葉を意外な場所でぶつける

身近なものと、少し意外な場所や動きを組み合わせます。言葉の組み合わせが不思議でも大丈夫。現実らしさより、そこから浮かぶ景色を一行にしてみましょう。

言葉の箱:湯のみ、鍵、靴下/改札で踊る、雨雲をたたむ、窓辺で迷子になる。選ぶ組み合わせは「湯のみ+改札で踊る」。書き出しの例は「改札のそばで湯のみが小さく踊る」「帰り道、湯のみの湯気だけが先に家へ着いた」。同じ組み合わせから、違う方向の二行が生まれます。

2. 「いつも」「絶対」を少し揺らす

「私はいつも答えを知っている」のような強い言い切りをひとつ置き、その言葉を否定するだけでなく、迷いや別の選択を足してみます。正反対の主張にする必要はありません。

書き出しの例:「答えを全部は知らないけれど、君の隣にはいられる」「今日は、隠していた問いを口にしてみる」。元の断定に残る気持ちや、そこから変わった気持ちを探すと、自分の言葉に近づきます。

3. 問いを置いて、自分で返す

問いかけは、答えが決まっていなくても書けます。まずは次のような問いを、気になるものだけ選んでください。

問いの書き出し:「まだ間に合うかな?」「この沈黙に名前をつけるなら?」「一歩目はどこに置こう?」 二行の例:「まだ間に合うかな、と窓の外に聞いた/うまく言えなくても、まず音を鳴らそう」。二行目は答えでなく、問いを受け止める言葉でもかまいません。

気に入った一行を小さく保管する

三つの練習で出た言葉を、ひとつの歌に全部入れる必要はありません。お気に入りの一行として「短い音が部屋に残る」を残し、次の方向は「次は、鳥笛を吹いた友人に話しかけるように続ける」と一文でメモします。これは出来の順位づけではなく、続きを考えたい気持ちを後で見つけるための控えです。

テーマや韻は、練習を始める前にはなくても大丈夫です。まず素材を出し、韻は必要になったときに考えれば十分。三つすべてを使う必要も、出てきた行をすべて採用する必要もありません。

歌詞を曲にする前なら、言葉を整えられる

DedicatieMuzicalaでは、曲を生成する前に歌詞を確認して編集できます。ここでの練習は、まず自分の言葉の素材を紙に出すためのものです。すでに録音された曲の歌詞を書き換える機能についての説明ではありません。

小さな試作から始めてみる

次の架空の場面のように、短い出来事をもとに数行を書くだけでも、歌詞の入口になります。完成を急がず、ひとつの景色や気持ちを手がかりにしてみましょう。

架空の例

架空の例:音楽室に響いた最初の音

大人の友人である紗季と直人は、友人たちが使う小さな工作兼音楽室に残っていた。壁はやわらかなセージグリーンで、黄色い棚には道具が並ぶ。紗季は、素焼きの鳥笛を手に取った。そこには文字も飾りもない。息を吹くと、音はかすれて途中で消えた。直人は急かさず、「今の音も、始まりのひとつだね」と笑う。二人もつられて笑い、紗季はもう一度、少し違う息を吹き込んだ。今度は短い音が部屋に残った。

黄色い棚のすみで 小さな鳥を手に取る 息をひとつ預けたら 音は途中でほどけた 「それでも始まりだね」 君の声に笑い返す うまく鳴らない今日にも 私の息はここにある もう一度だけ吹いてみる 短い音が部屋に残る

よくある質問

テーマや韻を先に決めたほうがいいですか?

いいえ。ここで作るのは歌詞の素材となる書き出しです。テーマや韻は後から考えてもよく、韻も必須ではありません。

3つの練習を全部使わなければいけませんか?

いいえ。続きを書きたくなる練習をひとつ選べば大丈夫です。出てきた行をすべて一曲に入れる必要もありません。

曲を生成した後でも歌詞を変えられますか?

この案内で説明しているのは、音楽を生成する前に歌詞を確認・編集することです。録音済みの曲の歌詞を編集できるという意味ではありません。

利便性の向上と広告効果の測定にCookieを使用します。「同意する」を選ぶと、分析と広告のためのCookie利用に同意したことになります。 プライバシーポリシー